


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆さん、お元気ですかあ~きょうの料理はトビウオのたたきです。トビウオを三枚におろして細く切り、生姜、刻みねぎを合わせて、軽く叩いて混ぜたものです。たたきと言えば「カツオのたたき」を思い浮かべますが、カツオのたたきは炙って刺身に切り、薬味とタレをかけ、表面を軽く叩いて味をなじませたものです。これに対して「アジのたたき」的なものは、刺身を細く切り、刻みねぎと生姜をあわせ、包丁で軽く叩いて混ぜたものです。トビウオのたたきもそうして作ります。

先週から
トビウオの刺身、
トビウオのつみれ汁と続いて、トビウオのたたきとなりました。材料は料理教室用に余分に買っておいたトビウオです。料理教室で魚のさばき方を練習してもらう時、何時も余分に材料を用意しておきます。何故かと言えば、初めて魚をさばくという方が多く、ロスが多いと言うか、失敗することを計算に入れておくからです。ところがこの日は皆さん、優秀で、予備の魚が必要ありませんでした。大ぶりのトビウオが6尾残ったので、この日の晩御飯はトビウオづくしとなりました。
トビウオのたたき材料2人分
トビウオ 大きめのもの1尾
おろし生姜 小さじ1
刻みねぎ 大さじ1~
1)まずはウロコを取ります。ウロコ取りで優しくこすって落とします。ゴシゴシこすらないのは身を傷めないようにと、皮を引きやすくするためです。

2)ワタを抜きます。エラ下から肛門まで切り開き、ワタを抜きます。ワタを抜いたら背骨の下の浮き袋を包丁で切り、中にたまっている血を洗い流します。
3)頭を左向きにまな板の上に置き、尾ひれの方から背骨にそって身を切ります。頭の後ろまで切り込んだら、胸鰭の頭よりの方で切り取ります。

4)切り取った身から腹びれを取ります。腹びれの付け根の骨を包丁の刃元でおさえ、身を引っ張ると腹びれと骨が抜けます。
5)腹骨を切り取ります。
6)皮を引きます。身の皮目を下、尾鰭を左にしてまな板の上に置き、左端1~2センチのところに切込みを入れます。ここから切り込み、包丁(刺身包丁がいい)をまな板に押し付けるようにして引いてください。この時も左手で皮の端を持ち、軽く引きながら切りとります。

7)血合いの小骨を切り取ります。トビウオは小骨が太いので、骨抜きで抜くのは難しいです。切り取ったほうがいいでしょう。


8)刺身に切ります。3ミリ位の幅に薄く切ります。




切ったら、おろし生姜小さじ1/2、刻みねぎ大さじ1をのせ、包丁で軽く叩いてからまぜます。



皿に小高く盛り付け、おろし生姜小さじ1/2を添えます。しょう油につけて頂きます。


こんな感じで、トビウオのたたきのできあがりです。食べた感じは基本、刺身と一緒ですが、トビウオと生姜の相性がよく、トビウオを細かく切ってあるので味を感じやすいのもあって、私的には刺身よりたたきが美味しいです。


と言っても刺身が不味いわけでは無く、どちらも美味しいのは間違いありません。トビウオはヒレの付け根の骨が独特で、血合いの小骨が強く、さばくのが面倒な魚ですが、お値段が安いのが嬉しいところです。刺身、たたき、つみれ汁、それぞれ4人分作るのに6尾使い、6尾で1200円くらいでした。



多少の手間をかけると美味しく食べられる魚です。
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