


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆さん、お元気ですか~きょうの料理は鶏もも肉の塩辛焼きと、鶏もも肉のアンチョビ焼きです。鶏もも肉を筋切りし、塩辛、アンチョビを使って漬け込み、オーブントースターっで焼く方法、フライパンで焼く方法で作りました。鶏もも肉に発酵した魚の旨味が入り、ビール、酒がいける味になります。このレシピは過去記事、
メシ通さんの記事でも紹介しましたが、美味しいレシピなので
YouTube動画にしました。




鶏もも肉は普通に焼くだけで美味しいのですが、酒呑みとしてはちょっと違った味にしたくなる時もあります。塩辛焼きはそんな料理です。和食に酒盗焼きという技法があって、肉、魚を酒盗(魚の内臓の塩辛)で味付けして焼くんです。酒盗は魚の内臓の塩辛なので、旨味は超絶、焼き上がった料理は珍味的な旨さになると言う料理です。それを庶民的にしたのが塩辛焼きです。いかの塩辛なら身近で手に入りやすい食材ですので作りやすいです。これにプラスしてアンチョビを使ったのがアンチョビ焼きです。アンチョビ焼きはカタクチイワシを塩漬け発酵させ、オイルに漬け込んだもので、パスタなどの味付けに使われます。今では普通のスーパーに売ってるし、使いやすいチューブタイプのものも買えれば、100円ショップでも売ってます。今日のレシピでは100円ショップのアンチョビを使っています。
鶏もも肉の塩辛焼き、鶏もも肉のアンチョビ焼きまずは作り方動画をご覧ください。
材料 4人分
鶏もも肉 2枚(1枚300g前後のもの)
ブロッコリー、ミニトマト、レモン 適宜
マヨネーズ、わさび 適宜
A
いかの塩辛 20g 細かく刻みます。
日本酒 大さじ1
山椒粉、一味唐辛子 適宜
B
アンチョビ 18~20g 細かく刻みます
日本酒 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1/4
黒こしょう 適宜
作り方
1)鶏もも肉は包丁の先で刺して筋切りします。皮がついている方、ついていない方、どちらも刺します。鶏もも肉は長手方向に筋があるので、筋を断ち切るように切り込んでください。切ったら、それぞれポリ袋に入れます。
2)まずはいかの塩辛焼きの仕込みです。ポリ袋の鶏もも肉にAの山椒粉、一味唐辛子を振ります。ここに細かく刻んだいかの塩辛と日本酒を入れて口をとじます。手で揉んで調味料を全体に行き渡らせ、室温で30分置いて味をなじませ、肉の温度を室温にあげます(熱が通りやすくなるようにします)。

3)鶏もも肉のアンチョビ焼きの仕込みをします。鶏もも肉は2)と同じ筋切りをしてポリ袋に入れます。Bの黒こしょうを振り、細かく刻んだアンチョビ、おろしにんにく、日本酒を加え、口をとじて揉みます。室温で30分置くのは同じです。それ以上、置きたい場合は冷蔵庫に入れておき、焼く30分前に取り出して室温に戻します。

4)鶏もも肉の塩辛焼きを焼きます。ここではオーブントースターで焼いてみます。
オーブントースターのトレイにアルミホイルを巻き、周囲を立てて壁のようにします。※鶏もも肉は焼くと脂が出ます。脂がこぼれて火が出ないように、トレイの周囲にアルミホイルで壁を作ります。
サラダ油(分量外)を薄く塗り、2)の鶏もも肉の皮を上にして置きます。

オーブントースターを250℃(もしくは1000w)にセットし、1分ほど予熱しておき、そこに鶏もも肉を入れて15分焼きます。
※焼いていると、途中、皮の上に脂がたまります。脂が溜まったら、キッチンペーパーで吸い取りながら焼きましょう。そうすることで焼き色が良くなります。


15分焼いたら取り出さず、オーブントースターに入れたまま、10分、余熱で熱を通しましょう。その後、食べやすく切って盛り付けます。茹でブロッコリーとマヨネーズ、ミニトマト、わさびを添えます。
5)鶏もも肉のアンチョビー焼きを焼きます。フッ素樹脂加工のフライパンに薄くサラダ油(分量外)を塗り、弱火にかけます。熱くなったら漬け込んだ鶏もも肉の皮を下にしてのせます。弱火のまま20分焼きましょう。※皮目を下にして、弱火で時間をかけて焼くことで脂を落とします。



20分前後焼くと、上面の方の身の色も変わりだします。この状態になると、片面焼きで7~8分熱が通った状態になり、身の方は短時間の加熱で熱が通ります。鶏もも肉を返し、キッチンペーパーで脂を拭き取りながら5分焼きます。(鶏もも肉1枚から、キッチンペーパー2枚分の脂が出ます。約200キロカロリーのカロリーカットになります)焼き上がったら、5分ほど休ませてから切って盛り付けます。茹でブロッコリーとミニトマト、マヨネーズ、レモンを添えます。


こちらが、鶏もも肉の塩辛焼きです。オーブントースターで焼いています。


こちらは、鶏もも肉のアンチョビ焼きです。フライパンで焼いています。


どちらも食べると強い旨味で美味しいです。いかの塩辛焼きの方はより癖が強く、食べた瞬間に塩から風味が伝わってきて、チキンソテーが珍味になっています。それに対してアンチョビ焼きの方は旨味は入っていますが、強烈な癖は無くて食べやすいです。私的に酒呑みならいかの塩辛焼き、万人受けするのはアンチョビ焼きかな~って感じで、家族の評価もそんなかんじでした。焼き方は、オーブントースター、フライパン、どちらも脂が落ちてヘルシー、食べやすくなります。身の食感が柔らかいのはオーブントースターで焼く方で、皮が美味しく焼き上がるのはフライパンです。塩辛焼き、アンチョビ焼き、お好みでお試しください。
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