


こんにちは、筋肉料理人です。
今日は午前中、佐賀県三養基郡みやき町白石神社の「ほんげんぎょう」に行ってきました。どんと焼きとか鬼火焚きとも呼ばれるもので、正月の注連縄、門松などを燃やし、無病息災を祈る神事です。レシピブログさんの連載に書きましたのでご覧ください。→
ほんげんぎょう
最近、タバスコにハマっておりまして、鶏レバーのオイル煮をタバスコ風味で作ってみました。レシピブログさんの「タバスコ®ブランド ペパーソース」のモニターレシピコンテストで、タバスコを使った料理をしてからハマってます。タバスコのカーンと来て後を引かない辛さがいいです。今回は鶏レバーのオイル煮に組み合わせます。

TABASCO® / タバスコ®ブランド イン ザ キッチン コンテスト鶏レバーは好みの別れる食材で好きな人は好き、嫌いな人は嫌い。そんな食材ですね。そして、料理のやり方で驚くほど食感の変わる食材でもあります。今日のレシピは鶏レバー好きな人が目を丸くして「美味しい・・・」そう思えるようなレシピを目指しました。そこで、今回は炊飯器で保温調理にトライしてみます。どうなるかは大体、予想がつきますが、やってみる価値のある調理法です。
料理に入る前に鶏レバーの下処理です。鶏レバーは鳥ハツ(心臓)と一緒に売られていることが多いので、下処理してから使います。
下の写真の指で摘んでいる部分が鶏ハツ(心臓)です。


その他の部分がレバー(肝臓)です。レバーは食べやすい大きさに切ります。

そして鶏ハツは縦に切り開きます。

すると中に血の塊があります。黒いのが血です。

血を包丁でしごき出します。

そして外側の白い脂肪も包丁でしごき取り、血管(管状のもの)を切り取ります。


これで下処理の完了です。

鶏レバーが苦手だけど栄養を考えて食べる!だから臭味抜きをしたいって時は牛乳に一晩つけときましょう。多少は違うかもしれません。
鶏レバー等、内臓肉の場合、新鮮なうちに食べるのが原則です。
新鮮なのを買ってきて、その日のうちに料理しましょう。
鶏レバーのタバスコオイル煮材料 4人分
鶏レバー 400g
にんにく 1かけ
GABANローリエ<ホール> 1枚
オリーブオイル 大さじ6
付け合せのブロッコリー、もやし、プチトマト※ 適宜
A
タバスコ 小さじ2
塩 小さじ1と1/2
砂糖 小さじ1
GABANブラックペパー 小さじ1/4
※ブロッコリーは湯掻いて冷まします。もやしは電子レンジ加熱し、水をすて、ポン酢しょうゆ少々で味付けしておきます。
作り方
1)にんにくは薄切りします。
2)ポリ袋(スーパーなどで使う半透明のポリ袋です)に下処理した鶏レバーを入れます。ここにAを加えて手で軽くもみます。



馴染ませたら、折り目をつけたローリエ、薄切りしたにんにく、オリーブオイルを加え、袋の空気を抜いて口を閉じます。軽くもんで馴染ませましょう。

3)五合炊きの炊飯器に沸騰させた湯を1.5リットル入れます。入れたら保温スイッチを入れましょう。


ここに2)を入れ、ふたをして1時間、保温状態で加熱します。

こうすることで沸騰させること無く、1時間近く70℃以上に保ちます。この温度で保温することで適度に熱を通し、しかも食中毒菌や寄生虫を殺してしまおうという考えです。
4)1時間経ったら取り出します。取り出すと血の赤味が残っています。


これは、70℃ちょっとの状態で保温調理したたため、熱は通っているのですが、血の色が変わるほど熱が通っていないからです。この状態でも大丈夫ですが、やはり気持ち悪いので再加熱します。
※これは五合炊きの炊飯器を使わず、一升炊きの炊飯器を使い、最初に沸騰した湯を3リットル入れれば防げるかもです。(まだやってみていません)
5)鍋に1.5リットルの湯を沸かします。

火を消し、沸騰がおさまったところで4)のポリ袋を入れ、蓋をして20分、余熱で熱を通します。4)のポリ袋は70℃、それを100℃の湯に漬けることで、鶏レバーの温度を90℃近くまで上げ、血の色を消します。


保存容器に移すと色が変わっていました。

粗熱が取れたらできあがりです。
もやし、ブロッコリー、プチトマトと一緒に盛り付けます。


「鶏レバーのタバスコオイル煮」の完成です~
口に入れるとタバスコの辛さがカーンと来ますが、後を引かないので気持ちのいい刺激です。そして、炊飯器で保温調理した鶏レバーは、ふわっとして柔らかく、舌の上でとろけるようです。まるで形のあるレバーペーストのような感じで、ちょっと驚くような食感です。これはタバスコの酸味も効いているのでしょう。今までにない美味しさでした。

こういう料理にはやっぱりウイスキーでしょう。
昔懐かしいサントリーオールドのロックで楽しみました。サントリーオールドは亡くなったオヤジもよく飲んでいて、「だるま」って言ってたのが印象に残ってます。瓶の形が丸っこいからダルマって愛称なんですね。私が若い頃、学生の頃はレッドかホワイトで、学校の教授から「君たちに酒を飲むなと言っても飲むだろうから、飲む時はホワイトにしときなさい」なんてよく言われたものでした。そんなでしたから、オールドを飲みはじめたのはサラリーマンになってから、ショットバーに通いはじめてからだったでしょう。今飲むと実に懐かしい味です。そして記憶の中にある味より飲みやすいような気もします。

若い頃飲んだ味と違うような気がするのは、やはり年取ったからか、それともオールドも少しづつリニューアルしてるのか?どちらにしても懐かしい味、安心できる味には違いありませんでした。
ウイスキーを片手に夜を過ごすと本を読みたくなります。開高さんの本を押し入れから引っ張り出して夜ふかししたい、そんな気分になりますね。
過去のタバスコレシピ
オーブントースターで焼くタバスコチキン
モーリョでカツオのたたき
炊飯器でローストポーク、タバスコソース
蒸し牡蠣のフルブラ柿ソース
豚スペアリブのペパーソース角煮
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