


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆さん、お元気ですかあ~
今日は台風上陸で関西方面は大雨被害、これから関東、東北へと抜けて行くようなので、台風進路にお住まいの皆さんは気をつけてください。今年の雨は半端ないですから、くれぐれもご用心を。
ダイエット中ですが、今朝はいなばのタイカレーでスパゲティを頂きました。いなばのタイカレーは言わずと知れたヒット商品ですよね。これをスパゲティに使い、粉チーズをたっぷりかけると旨いんです。そして、スパゲティは水戻しして茹でると、ちょっと生麺みたいな感じになって面白いですよ。→
いなばのタイカレースパなんで急にタイカレーかといえば、この本です。この本に山で食べる簡単おつまみが沢山、紹介されていまして、ついつい、タイカレーを買いに行ってしまいました(^_^;)

「
げんさんの山めしおつまみ」
山登りが趣味のげんさんが紹介する、山で食べるおつまみレシピ集です。
昨年、出版された本ですが、先日、増刷されたそうです。
著者のげんさん曰く、
「山で飲む酒は旨い。
このために登っていると言っても
過言ではないくらい(笑)」
これにグッと来ました。
このブログにも時々、コメントを頂くことがあって、開高さんの話で盛り上がれるのが嬉しいです。
先日のフルブラレシピ(
豚スペアリブのフルブラ角煮風)に、開高さんのオーパで出てきた「肉は骨に近いほうが旨い、食卓は地面に近いほうが旨い」って書いたんですが、すかさず反応してくれて、めっちゃ、嬉しかったです。げんさんは山登りが趣味で、もう、20年以上登ってらっしゃるそうで、私も影響受けて山に登りたくなってきました。この本、お勧めですよ!

鯵の刺身です。
秋刀魚の刺身が食べたくて魚屋さんに行ったんですが、秋刀魚、まだまだ高いですね。大ぶりの鯵が安かったので買ってきました。
今の時期、当然ですが暑いですよね。魚を買ったら冷やしながら持ち帰ります。できれば自宅から保冷剤とクーラーバックを持っていくのが理想ですが、なかなか、そこまでしませんから、魚屋さんで氷を少し入れてもらうといいですね。魚の温度が20度超えると急に鮮度が落ちるし、腸炎ビブリオとかのバイキンが増殖しちゃうので注意が必要です。
家族には悪いですが、昨日は私一人分、つくりました。最近、魚をさばいてないので、練習のつもりで姿造りにします。
まずは鯵のウロコを包丁でこすり落とします。

こすり落としたら、流水で洗い流します。
鯵のウロコは細かくて、残ってると皮をむく時に身についちゃいます。丁寧に取った方が、後が楽ですね。
それと、真水の流水で流す理由は、表面についてる汚れ、バイキンを流すためです。腸炎ビブリオって言う、食中毒菌は温度が上がると急に増えルので、夏場に食中毒が増えます。この菌は真水に弱いんです。真水では増殖できないので、真水で洗い流すのが大事です。
ウロコをとったらエラ、内蔵を取ります。

内蔵を取ったら、真水で腹腔内をしっかり洗い流します。食中毒の話ばかりですいませんが、アニサキスという寄生虫(鯖やイカに多い)は内臓と腹腔内の間にいます。しっかリ、洗い流します。
内蔵を取ったら、三枚におろします。
中骨にそって身を切り取ります。
ちなみに初心者は最初、よく切れる包丁で皮に切れ目を入れ、その後は切れ味の悪い包丁で切ると、綺麗に切れます。何故かといえば、よく切れる包丁だと骨までサクッと切れますが、切れ味が悪いと骨にあたたったら滑ります。だから、初心者は切れ味の悪い包丁を使うと、骨にそって綺麗に身を切り取れるんです。ためしてガッテンではテーブルナイフを使っていましたね。



三枚に下ろしたら、身から皮を剥ぎます。
肩口から右手の指先でつまみ、引き剥がします。
皮を剥いだら、腹骨を切り取ります。
これも包丁が腹骨に添うように切ります。

腹骨を切ったら、血合いの小骨を抜きます。
身を指で触ると骨に当たるので、これを頭のついていた方に向かい、斜め上に引きぬきます。
それと、今回、身を酢で軽く洗ってから使いました。
酢洗いと言って、身を締める効果、臭みを抜く効果、イマイチの刺身を美味しくする効果があります。
酢は普通の酢でもいいですが、米酢、すし酢など使うと尚いいです。
私は甘酢生姜の酢を使いました。
甘酢生姜の酢は、甘味と生姜の香りが入ってるのでいい感じなんです。
これを水で3倍くらいに薄め、身をサッと浸したら、キッチンペーパーに包んで水気を吸い取ります。


こうすると、鮮度落ちが緩やかになるので、プロの板前でない私達には料理しやすくなります。
さて、姿造りにしますから、鯵の尾頭を使います。
真水で流したら、キッチンペーパーで水気をしっかり吸い取り、竹串で尾ひれ寄りの中骨をさし通し、更に肩口(目の後ろの方もさして、頭と尾ひれが上を向くようにします。

皿に大根けんを敷き、上に姿をのせます。
手前に刺身を盛るための大根けん、大葉を置きます。


手前に二山に分けて置いた大根けんは奥から手間に、少し重なるように置くといい感じです。
和食では盛り付けに、奥行きと重なりがあるといいんです。
そして刺身を切ります。
切り方はいろいろですが、そぎ切りしました。
身をまな板の上に置きます。
身の厚みのある方を向こうにして置くといいです。

この時、皮目を上にするか、下にするかで刺身の形が変わります。
切るときは、身の左側から、包丁を右に大きく倒し、刃元から刃先まで長く使い、引くように切ります。
切り離す直前に包丁を立てると刺身が綺麗になります。
包丁は刺身包丁があるといいですね。
刺身を切りたい、切ってみようって方は、出刃包丁(中)と刺身包丁、砥石(中目と細目があればいいでしょう)をセットで買うのがお勧めです。ホームセンターのでいいですが、刺身包丁はたまに刃が反ってるのがあり、そんなのに当たると直すのが大変です。一番いいのは包丁屋さんで、初心者ですけど、魚を捌きたい、刺身を切りたいと言って、手頃なのを買うのがいいでしょう。



切った身は奥のほうから盛りつけます。
右から左に、刺身同志を少し重ねて盛る感じです。

下の動画はイサキを捌いて刺身にしてます。
鯵とは違いますが、参考にどうぞ。
切ったら薬味を添えてできあがりです。


鯵の刺身の完成です~
鯵の刺身も何時食べても美味しいですね。
一匹買っても大したお値段じゃないので、さばきかたの練習をするのにもいいです。
もし、捌いてて、身がぐちゃぐちゃになった・・・・
そんな時は、なめろうにしてください。
薬味と味噌を混ぜて叩くと、とっても美味しいですよ。
→
鯵のぴり辛なめろう


(・∀・)そんじゃまた~
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コメント
gamagazu
2013/09/16 URL 編集
山めし礼讃
こんにちは。
拙著のご紹介、ありがとうございます!
憧れの筋肉料理人さんのブログに掲載いただけるなんて
感謝感激です!
開高さんや、山口瞳さんの本は大好きで
酒飲みになったのも、そのおかげかも(笑)
それにしても、いなばのタイカレースパ、めっちゃおいしそうです。。。
2013/09/17 URL 編集
筋肉料理人
いえいえ、どういたしましてです。
本を拝見して、コラム読みながら、うんうんと頷きながら読んでます。
開高さんに山口さん、いいですよね。
若い頃は開高さんの本片手に飲んでました。
いなばのタイカレー、スパゲティと相性いいですよ。
粉チーズと相性がいいのに驚きです。
2013/09/17 URL 編集
筋肉料理人
美味いですよね~
2013/09/17 URL 編集