


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆さん、お元気ですかあ~
こちら佐賀県は梅雨が明けて真夏の暑さになりました。
今年は地震による原発事故で大変な事態になり、玄海原発を抱える佐賀県も、改めて原発の安全性を考えさせられています。私が住む佐賀県三養基郡みやき町は、脊振山を挟んで玄海町の南の方にあり、もし原発事故が起これば風向き的に無事で済むとは思えません。先月末から玄海原発再稼働の騒動が起こっており、今までなら離れたところの話だと思っていましたが、実に身近な問題であるとしみじみ思っています。などと言いつつ、エアコン、扇風機を回して生活してますから、また複雑な気持ちになりますね。
できるだけエアコンの世話にならなくていいように、夏向けの涼しいレシピの紹介です。久々に冷汁を作りました。
冷汁は宮崎の郷土料理で、いわば冷たい味噌汁。九州では宮崎の冷汁が有名ですが全国的に似たような料理があり、鎌倉の昔から食べられた料理らしいですね。冷や汁は冷たい味噌汁をご飯にかけて食べる料理ですから、忙しい時の食事、鎌倉の昔なら合戦の陣中食で食べたってのは想像できます。現代の冷や汁は魚や野菜が沢山入り、食欲のないときも美味しく食べられますから、暑い夏の夏バテ対策にもいいかもです。私の地元、佐賀県三養基郡、みやき町の特産の一つに、感激って言う品種のトマトがあるんです。知る人ぞ知るおいしいトマトで、このトマトを使い、昨年に作ったのが「
トマトの冷汁丼」。

材料はトマトにキュウリ、わかめ、豆腐に味噌は当然入れますが、旨みを入れるのにアジの干物を焼いてほぐしたものを加えました。冷汁って冷たい味噌汁ですが、加熱して作らないから、味噌をそのまま使うと生々しいです。だから、味噌をアルミホイルに広げ、オーブントースターで焼き目をつけて作りました。こうすることで味噌の生々しさが減り、香ばしさが入るみたいです。そして、混ぜた後に1~2時間、冷蔵庫で休ませるんですよ。そうすると、それぞれの具材に味が染み込み、味の調和がとれてきます。へええ~って感心するほど、さっぱり美味しく食べられます。
今回のレシピでは前回使ったアジの干物をイリコ(煮干、出汁雑魚)に変えてます。アジの干物って何気に高いですからね、イリコに変えるとぐっとお安くなるし、イリコなら電子レンジ加熱で水分を飛ばせば、乾煎りしたように良い風味が出て、焼く手間が省けます。ずいぶん作りやすくなりますよ。イリコをダシに使う時、頭やハラワタを取って使ったりしますが、私はそのまま使うことが多いです。生のイリコを食べてみて、美味しかったら取る必要は無いと思うんです。イリコはイワシの子供だから脂が多いので、使いかけのイリコは冷凍保存しておきます。こうすれば、臭くなることなんて無いと思います。
そんじゃ~さっそく~(σ´∀`)σ行ってみよう!!材料 4~5人分
トマト 1個 200g位
キュウリ 2本 200g位
豆腐 1/2丁
乾燥ワカメ 5g
イリコ(煮干、出汁雑魚) 30g
大葉 8枚
昆布出汁 2カップ(400cc)
味噌 120g
すりゴマ 大さじ2杯
おろし生姜 小さじ1~3杯 お好みで
うどん(細麺、太麺の素麺でも) 4~5人分
①まずはキュウリのイボを包丁でこすりとります。薄くスライスしてください。これをボウルに入れ塩をふりかけます。キュウリの重量の2%位で、キュウリ2本なら小さじ1杯弱です。塩を振ったら手で揉みましょう。しばらく置くとしんなりして水が出ますので、また混ぜてください。15分ほど置いたら水を捨て、汁気を手でギュッと絞ってください。こうする事でキュウリの青臭さをおさえます。

②トマトは1センチ位の角切りにしましょう、皮はつけたままでも湯むきしてもかまいません、お好みでどうぞ。

乾燥ワカメは説明書通りに戻し、食べやすく切ってください。
豆腐は厚手のキッチンペーパーで包み、水切りしましょう。
③イリコは皿に入れ、ラップせずに電子レンジ500wで1~2分加熱します。香ばしいいい香りがしてきたらOKです。少し冷まして、食べてみるとカリカリになってると思います。これをすり鉢に入れ、粉になるまですってください。



粉になったら味噌とすりごまを加え、しっかりと混ぜ合わせます。

④オーブントースターの下皿にアルミホイルを被せ、上に③を薄く広げます。これをオーブントースターで焼き目がつくまで焼きます。

味噌は焼き目が付き始めるとすぐに焦げるので、焦げ過ぎないように注意してください。
⑤昆布出汁に④を溶かします。
昆布出汁は水に昆布を漬け一晩置き、一度沸騰させて昆布を取り出し、鍋ごと冷水で冷ましたのを使いました。(インスタントの昆布出汁でもかまいません)

味噌が溶けたらトマト、水気を絞ったキュウリ、ワカメ、水切りした豆腐を荒く手で崩して入れ混ぜます。

冷蔵庫で1時間以上馴染ませて下さい。時間を置くことで味が馴染み、調和のとれた味になります。
なじませたら取り出し、おろし生姜を混ぜます。味見をし、塩気が足りなければ醤油、塩、麺つゆ(市販)等で味を整えます。麺つゆで整えるのがお勧め。大人が食べるのなら生姜を強めに効かせると美味いです。
⑥細めのうどん、もしくは素麺を湯掻き、冷水でしめて水切りし、丼に入れます。上から冷汁をかけ、千切りした大葉をたっぷりかけて完成です。

「冷や汁うどん」の完成です!!
キュウリ、トマトのさっぱりした食感と、生姜の風味とイリコの旨みがたっぷり入り、さっぱりしてるのに、どんどん食べられます。食欲のないときでも、ついつい、もう一杯!って感じの味です。このレシピでは細麺うどん(実は
手打ち生パスタ)を使ってますが、素麺でもいいし、ご飯にかけてもいいですよ。お好みで食べてくださいね。
(・∀・)そんじゃまた明日~
このブログは料理ブログランキングに参加しています。
モチベーション維持の為、ランキング投票にご協力をお願いします。
下のバナーを押して頂くとポイントが加算されます。
投票による不利益は一切ありません。
超、よろしくお願いします。

関連記事
あじと大根の冷や汁風うどん
年明けうどん
うどん麺のちゃんぽん
野菜たっぷり辛味噌焼きうどん
カルボナーラうどん
釜玉うどん、手打ちうどんの作り方
コメント
占い師mecha
この暑さで反対にウォーキング範囲が狭まってしまい、
アイスなどなどを食べているので体重が増えてしまいます。
(^ー^)v冷やせるメニューは課題です(笑)♪
↓の簡単アイスクリームも作ろうと思います。
2011/07/13 URL 編集
筋肉料理人
冷や汁はいいですよ。
ビタミン、ミネラル補給に食欲増進です。
アイスもお勧めです。
これはカナリいいですよ。
2011/07/13 URL 編集