
∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です。
皆さん、お元気ですかあ~
今日も佐賀県は猛暑猛暑、皆さんのお住いの地域も暑いですか?
昨日は北海道からのお客様が見えまして、佐賀はやっぱり暑いねえと言われておりました。
熱中症にならないよう、気をつけましょうね。
マトウダイでございます。
昨日、ほんのちょっと登場しました。この魚は九州ではイマイチ馴染みがない魚なんですが、今年は魚屋さんに並んでいるのを見かけます。この魚は刺身、煮、揚げ、焼き、ムニエルと、どう、料理しても美味しい魚です。
今回、たまたま、超お買い得で鮮度のいいのがあったんで迷わず買ってきました。
マトウダイの旬は寒い時期なんですが、鮮度がよければ美味しいですからね。
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マトウダイは的鯛、馬頭鯛とも呼ばれていて、中央の黒丸が的みたいなので的鯛。
そして、口の形が変わっていて、餌を食べるときに口が伸びるんですよ。

こんな感じで、びろ~んと!それで馬頭鯛って言うんじゃないかと思います。
さばき方は鯛と同じです。ただ、トゲがあるんで、それには注意しないといけないです。
さばき方は、
①買った魚は鮮度を落とさないよう、氷で冷やしながら持ち帰ってください。
持ち帰ったら真水で洗います。
何故に真水で洗うかといえば、魚の食中毒菌、腸炎ビブリオは真水に弱いからです。
洗ったら腹を開き、エラ、ワタを取り除きますが、肝や魚卵は取っておきます。これらは煮て食べたり、蒸したりして食べると美味いです。

②ワタ、エラを取り除いたら腹腔内の血合いを外し、真水で洗います。
③ここでまな板を洗い、三枚におろしましょう。
何故にまな板を洗うかと言えば、まな板にも黴菌がついているからです。
頭を右、腹を手前にしてまな板の上に置き、腹の方から開いていきます。
ヒレの際から切り込みを入れ、その後は中骨にそって背骨まで切り込みます。

魚を回転させ、頭を左向きにし、背中の方からも、同じように切り込みます。
背骨にあたったら身を起こし、背骨とつながっている身を切り離し、腹骨は包丁の刃先で1本づつ切っていきます。
マトウダイはスズキのように身割れって言うか、背中の身が割れる魚なので、身を割りたくないときは丁寧にさばいてください。
反対側の身も同じように切ればOKです。

④おろした身から腹骨を切り取ります。
腹骨が左、皮を下にしてまな板の上に置き、包丁の左面が腹骨に添うように切ります。
最後に包丁を立てて切り離すといいです。

⑤血合いの小骨を切り取ります。

⑥血合いの小骨を切り取ったら皮を引きましょう。
皮目を下、尾ひれ側を左にし、左端を指先で押さえ、逆包丁で引きましょう。
左手で皮を少し引くようにするといいです。包丁はまな板と並行がいいでしょうね。

皮が引けました。

これは背中の方の身です。
中央付近に身の合わせ目があり、身が二つに割れます。スズキもこんな感じです。
これを真っ直ぐ刺身に切っても、二つに割れちゃうんで最初から切り離しておいてもいいです。

⑦これは切り離した身です。
細長いので、刺身は厚めの「そぎ切り」することで一切れを大きくします。身の質的に薄く切るより厚めに切ったほうがいいみたいです。

身の左の方から、包丁の刃元から刃先まで長く使い、引くように切りました。最後は少し包丁を立てて切り離すと刺身が綺麗です。

今回、丸皿に広げて盛りますので、皿の外側に右から左、刺身同士を少し重ねて盛りつけました。

外側に盛ったら内側に盛りつけます。

刺身を盛りつけたら「ツマ」の盛りつけです。
刺身のツマとは添え物のことで、大根を細く切った「けん」、添え物のワカメ、大場などもツマです。
今回は夏らしく
胡瓜のケンと彩りの人参ケン、
木の葉胡瓜と木の葉トマトを添えました。本当は大葉を使って立体的に盛りつけたいところでしたが、大場がなかったので、皿に広げて盛りました。


白身なのに、まったりとコクのある、
マトウダイの刺身、完成です。
マトウダイは本当に美味しい魚で、刺身もコクがあってメチャウマ。逆にコクがありすぎるんじゃ?ってkンジがするので、お好みでポン酢醤油で食べてもいいし、寿司ネタにすれば、これまた忘れられない美味しさです。この魚は肝も美味しく、わたしは鍋に入れて食べちゃいました。ふんわりと溶けるような食感は、カワハギの肝と同じくらい美味しいですね。次に買ったらムニエルかフライにしてみようかと思います。肝を身で巻いてフライにしたら、ほっぺが落っこちるかもしれません。
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マトウダイの塩バター煮木の葉キュウリ(・∀・)そんじゃまた明日です。
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コメント
三十路オンナ
今日も暑いでしたね♪
うふふ
マトウダイ、口がおもしろいですね(w)
お刺身とっても美味しそうですね♪
昨日の記事のきゅうりで
まるでお店で出てくるように立派ですね♪
さらに肝♪
お酒がすすでしまいそうですね(w)
うふふ
2010/07/22 URL 編集
おもちゃのひろくん
横の黒丸は耳でしょうか・・・?
2010/07/22 URL 編集
pupuce
キュウリとトマトとてもかわいいです。
先日のヤシの実ですがチョコレートとよくあいますよ。ケーキに入れると夫が大喜びです。チョコレートクリームとヤシの実とバナナを入れてタルトにするとこれまた最高です。・・・ダイエット中の方には大敵のものです。おいしくて一口ではやめられません^^
2010/07/23 URL 編集
ローズ
魚・・・これは勉強になりますが絶対まねできません
多分・・・身がなくなり、骨だらけの最悪な仕上がりになりそう
この魚は特に怖くてさわれないです
今日も家事と地味トレすませたら
この飾りきりで遊びたいと思ってますです
2010/07/23 URL 編集
な~お
的鯛・・・確かに見ませんね
しかし盛りつけのうまさ 綺麗ですね(ウットリ)
飾り切りはたまにやるんですが なかなかうまくいきませんね
2010/07/23 URL 編集
三毛猫
きゅうりの甘酢ですが、どうがんばってもあんなにうまくきゅうりが切れません。ちなみに「よく切れる包丁を使え」と書いてありますが、うちのはセラミック包丁です。文句ありますか!?
あんな風にきゅうりが開かないので、5本もいっぺんに失敗したし、包丁を持ちすぎで50肩が悪化しました。どうしてくれますか!?大阪のおばちゃんは怒っていますよ~~~ヽ(`Д´*)ノが~~
2010/07/23 URL 編集
筋肉料理人
背中がヒリヒリしてますよ。
マトウダイ、おもしろいでしょう?
味もいいんですよ~
2010/07/23 URL 編集
筋肉料理人
おもしろいけど美味いです。
2010/07/23 URL 編集
筋肉料理人
だから、そ~っと近づき、パクっと食べるんでしょうね。
ヤシの実とチョコですか?
そう言われると完熟ヤシの実を食べたくなりますね。
ますます、食べたくなってきたなあ。
2010/07/23 URL 編集
筋肉料理人
ある程度数こなせばできます。
それと、基礎的な衛生知識ですね。
魚の食中毒を防ぐにはどうするか?
それを理解してやれば大丈夫です。
2010/07/23 URL 編集
筋肉料理人
多分、中央の方に出荷されちゃってるんだと思います。
飾り切りも数ですよ。
まずはキュウリの薄切りから入るといいですね。
2010/07/23 URL 編集
筋肉料理人
包丁は和包丁がベストです。
薄刃か柳がいいですよ。
いつか埋め合わせをします~
2010/07/23 URL 編集
リラ
白味なので刺身にグッド。 こちらでは「マツガネ」とも言います。 見つけるとすぐにゲットします。
骨はお吸い物に・・・相棒は勿論山椒の葉です♪
2010/07/23 URL 編集
筋肉料理人
こいつは寿司ネタに最高みたいですね。
骨は吸い物によさそうです。
霜ふりしたのを冷凍してます。
2010/07/24 URL 編集